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元内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)・日本学術会議会員(政治学) 猪口 邦子

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2014/11/15

衆議院解散の機運が強くなり、国会内外が緊迫しています。私は参議院議員(千葉県選挙区)なので自らの選挙ではありませんが、応援予定を組み、また自民党政務調査会副会長として公約等文書系の党本部の仕事を手伝います。

外交方面では、被爆70周年の来年に向け、軍縮大使(2002-2004年)の経験を活かして軍縮外交を強化するよう働きかけています。日米国会議員会議の日本側団長の立場で米側議員との交流も活発です。さまざまな国と女性のための取組みも強化しています。たとえばインドから来日したモディ首相からの女性国会議員交流の提案を受けて日本側の超党派の組織を立ち上げました。女子が退学する最大の隠れた理由が学校に女子トイレがないということ等の訴えに、私たちはきっと的確な支援を行うことができると思います。今年のノーベル平和賞はテロの暴力を受けながらも女子教育を訴える最年少受賞者マララさんですが、世界における女子教育の普及は、大学教授から国会議員となった私の願いです。

また少子化対策では、来年度から抜本強化される総合対策の与党取りまとめを担当しました。消費税8%に留まる流れで恒久財源の一部が不透明になりましたが、制度設計は完成していますので、財源調整に奔走します。

千葉県のどこかの駅で、いつも朝、「猪口邦子通信」を配布しています。以下、最新版を貼り付けます。美しくも寒い日本の秋、元気にお過ごしください。猪口邦子

【臨時国会(187回国会)】
臨時国会の会期は11月末の予定でしたが、衆議院解散の機運があるなか、参議院側としては重要法案の可決・成立を期して全力を尽くしています。
人口減少対策と地方経済対策を合わせたいわゆる地方創生の「まち・ひと・しごと創生法案」は先般可決され、その実施は「国の責務」と明記されました。また極端な集中豪雨などによる土砂崩れの脅威に対応するための「土砂災害防止法改正案」も可決されました。これにより都道府県には土砂災害の危険性についての基礎調査の結果の公表が義務づけられ、危険防止や避難計画と住民への周知が加速されます。条約関連では、日豪経済連携協定の締結承認が可決されました。他の多国間経済連携枠組みの見通しが不明瞭な今、アジア太平洋地域の主要先進国との交渉が、日本の国内事情の調整も踏まえて妥結し、国会承認が成立した意義は大きいと思います。

【法務委員会での質疑】
今期、私の所属は国際政治との接点も多い法務委員会です。早速11月13日、今期の法務委員会としては最大の法案であるテロ資金提供処罰法改正案の与党筆頭質疑者になりました。同日中に委員会採決が可能となり、圧倒的多数で委員会を通過し、翌日には本会議に付されて可決・成立しました。テロを防ぐにはさまざまな政策が必要ですが、この改正法案はテロ目的に利用されることを認識しながら資金等を提供することを禁止するものであり、先進国で日本のみ法整備が遅れていることを国際機関から指摘された経緯もあります。

【大多喜町役場中庁舎がユネスコのアジア太平洋遺産賞受賞!】
1959年建築の大多喜町役場中庁舎が、ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞を受賞しました。私は参議院の唯一のユネスコ国内委員ですので受賞式にてユネスコ・アジア・バンコク支部を代表して講評を述べ、授与のプレゼンテーターを務めました。祖母が生まれた大多喜町。徳川4天王の本田忠勝の居城のある古い城下町は、現代世界の先端にも位置しています。

【駅頭活動】 毎朝、千葉県のどちらかの駅にて自分で書いたこの通信を本人が直接、主権者の皆様にお配りしています。

【党員募集】 自民党の党員に猪口邦子を通じてなっていただけると助かります。
党員の義務は、年党費4000円以外にはありません。(連絡先は03-6550-1105またはkuniko_inoguchi@sangiin.go.jpまで)