猪口 邦子 公式サイト

元内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)・日本学術会議会員(政治学) 猪口 邦子

猪口邦子メールマガジン

猪口邦子メールマガジン登録 

猪口邦子メルマガ『クニコマガジン』kunikomagazine
2015/05/07

連休明け、早速本日はJR総武線の稲毛駅にて朝の駅頭活動を行いました。
連休前に統一地方選挙が終わりましたので、いよいよ次の大型選挙は来年7月の参議院選挙となります。
連休前半は、安倍総理大臣の米国議会演説を議場にて伺うことができました。
その報告等も記した駅頭配布用の通信を以下、お届けします。緑豊かな春の季節をどうぞお元気にお過ごしください。

この通信は、主権者の皆様への参議院議員としての国政報告(討議資料)です。私は参議院では本会議のほか予算委員会と法務委員会にて活動しています。本年度のための予算案は昨年末の総選挙執行のため若干遅れ、数日間の暫定予算を組んだ後、4月に入って可決・成立しました。予算案と予算関連法案が成立すると、個別法案審査の過密な議事日程が続きますが、4月末から5月初めの連休中は海外の議員との交流など国際日程にも対応しました。

【日米国会議員会議】 4月29日から5月1日まで、米国首都ワシントン市にて日米韓の定例の国会議員会議が開催され、私は日本側団長を務めました。東アジアの安全保障の揺らぎが、北朝鮮の核拡散問題を含め懸念されるなか、日米韓の結束こそが地域の安定の要となることを確認し合う友好的な会議となりました。同時期に安倍総理の米国議会演説が成功裡に行われたことも、3か国の未来志向型の共通認識を可能にしたと感じます。韓国側からは注目される女性議員の羅卿?Na Kyung-won女史も参加し、有意義な意見交換ができました。

【安倍総理大臣の米国議会演説】
4月29日11時、安倍総理の米国上下両院合同会議での演説を、本会議場にて米国議員等と共に聴く機会に恵まれました。議場は温かい雰囲気に終始包まれ、スタンディング・オーベーション(聴衆が立ち上がっての拍手)が3分ごとに起こるような大成功でした。戦後70年の節目に、先の戦争の悲劇を率直に述べ、硫黄島で戦った車いすの米側中将本人と、日本側中将の孫の国会議員が並んで傍聴席にいることを述べると、拍手鳴り止まず、でした。また自分の推進する政策として、女性のエンパワメント(能力発揮)に言及すると、文章が終わらないうちから、その言葉に議場が猛烈に反応し、スタンディング・オーベーションが続きました。演説が終わると院内で議長主催の歓迎レセプションが行われ、キャロライン・ケネディ大使や、その父(元大統領)の弟の孫であるジョセフ・ケネディ下院議員なども含め多くの要人が日本の総理の演説をたたえました。その晩には、総理から答礼の夕食会があり、宇宙飛行士の若田光一氏も出席されました。

【予算委員会で総理に質問】
3月16日の予算委員会にて、本年度予算案審査の冒頭の基本的質疑と称される場面で、戦後70年目の対外発信のテーマで質問席に立ちました。外交や民間のさまざまな回路もあるが、対外発信の主役は総理です、と言い切ってから一か月余り。総理が世界の主役を演じる晴れ舞台の成功を、米国にて目の当たりにしました。

【鯉のぼりフェスティバル】
統一地方選挙中は県内各地で応援をしましたが、来年は早くも自分の参議院選挙の年になります。5月4日には、生まれ故郷市川市の国分川鯉のぼりフェスティバルに参加しました。治水事業と河川浄化と子どもの祭りを巧みに組み合わせたみごとな鯉のぼり祭り。25周年です。