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元内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)・日本学術会議会員(政治学) 猪口 邦子

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2017/06/29

ご健勝のことと拝察申し上げます。今年の通常国会は予定の会期をもって閉会となり、私はその後も、残務処理含め、東京と千葉県選挙区とで相変わらずの忙しさです。

明日、千葉市中央区のホテルミラマーレ(043-222-2111)にて、夕方6時から、千葉県内での年一度の「猪口邦子を育てる会」が麻生太郎先生ほか発起人グループにより、会費制の立食で開催されます。昨年8月、私は麻生派=為公会(いこうかい)に入りましたので、麻生先生自ら千葉市会場まできてくださいます。参議院の選挙区は県全域なので、県内各地から地方議会関係者や首長、そして各界の民間の方々がきてくださいます。当日参加も可能です。私のホーム
ページに概要を掲載してあります。

最近、私が感動したニュースを3つ。

1. 千葉市若葉区の加曾利(かそり)貝塚が国の特別史跡に指定される方向となりました。国として特別史跡の新規指定は17年ぶり。加曾利は東京ドーム3つ分の大きさの国内最大級の貝塚。千葉は暖流が到達する日本列島北限であり、寒流と混ざるなかで古代から稀に豊かな海洋資源に恵まれてきたようですが、縄文千葉の住民は、貴重なタンパク源の廃棄物を内陸に集中管理し、海の環境保全を心掛けたのかもしれません。人が集中居住するようになったとき、廃棄物処理の住民合意を実現した民度の高さに思いを馳せます。加曾利では、犬が丁寧に埋葬されています。動物愛護の文化の源流も、縄文千葉にあったのかもしれません。

2. 南米のコロンビアにて、昨年のノーベル平和賞受賞者のサントス大統領は、和平合意に基づき、ゲリラFARCの完全武装解除に成功しました。武器よさらば、戦闘服よさらば。長年の悲惨な流血の歴史を、交渉力によりついに変えることができたのです。6月27日、武装解除の終了宣言がなされ、自動小銃など、最後の7000を超える小型武器(Small Arms and Light Weapon=SALW)が国連派遣団に引き渡されました。2003年、私は日本のジュネーブ軍縮大使として、国連の小型武器国家間会議の議長に選出され、非合法小型武器軍縮への全会一致の合意形成を行いました。そのとき、被害国コロンビアのレイエス大使は猛烈な能力で私の議長職を応援してくれました。その後も、非合法小型武器の悲劇とずっと闘い続けた軍縮外交の遠方の同僚たちに、深い敬意を表します。

3. 将棋の藤井聡太四段の快進撃に、私も感動!終盤力という言葉が心に残ります。実際には序盤から圧倒的なのですが。政治も選挙も政策も、外交も交渉も、終盤力が肝心なのかもしれません。英語では「細部に悪魔が宿る Devils in details」とよく言いますが、意訳すると、最後の細部の詰めが甘いと台無しになるという戒めかしら。

最後に、猪口邦子を通じて自民党の党員(年会費4千円、それ以外の義務なし)になっていただけると、大変助かります。もしなってもよいという方がおいででしたら、猪口邦子事務所 電話03-6550-1105 FAX03-6551-1105までご連絡いただければ、すぐ申し込み用紙を郵送申し上げます(斎藤久代秘書までお願いします)。